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取引基礎編

初心者トレーダーが知っておくべき基礎知識:メイカーとテイカーの違い

投稿日: 2022-03-18 02:13:06
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暗号資産の世界に入ったばかりの多くの方々は、「Maker」と「Taker」という2つの言葉を耳にしたことがあるでしょう。しかし、その詳細についてはあまり理解していないかもしれません。また、MakerとTakerの変換について混乱している初心者もいます。よくある質問の一つに「注文時にはMakerだったのに、なぜ取引完了時にはTakerになっていたのか?」というものがあります。

では、MakerとTakerとは何か?どのようにしてMakerやTakerになるのか?順を追って説明していきましょう。

I. Makerとは?指値注文(Maker)の出し方

指値注文(Maker)は、流動性を提供することです。具体的には、ユーザーが特定の数量と価格で注文を出しますが、市場に合致する注文がない場合、誰かがその注文を成立させるまで市場に残り続けます。このプロセスで、Makerは市場全体に流動性を提供しています。

簡単に言えば、Makerは特定の価格で暗号資産の売買を待つ意思のある人々です。彼らは市場の厚みを提供します。これは受動的な取引となります。指値注文とは、指定した価格で暗号資産を売買することを意味し、市場価格がユーザーの設定した価格に変動した時に取引が実行されます。

では、指値注文(Maker)の出し方を順番に見ていきましょう:

ここでは、現物市場でのCET/USDT指値注文(Maker)の買い注文を例に説明します:

  1. CET/USDTの最新取引価格が0.076502 USDTで、現在の売り注文の最上位価格が0.076502 USDTだとします(図参照);
  2. [指値]と[常時有効]を選択します;
  3. [価格]と[数量]を設定します。例えば、価格が0.076430 USDTに変動した時に500 CETを購入するとします;
  4. [予想執行額]を確認し、[CET購入]をクリックします。

注文が正常に送信されると、市場に出され、買い注文の最上位に位置します。CETの市場価格が0.076430 USDTに変動すると、指値価格でCETを購入する注文が段階的に執行されます。売りの指値注文(Maker)も同様の手順です。

II. Takerとは?指値注文(Taker)の出し方

指値注文(Taker)は注文を取る行為で、Takerは流動性消費者とも呼ばれます。このプロセスでは、ユーザーが取引所の市場に存在する注文の価格を確認した後、特定の数量で積極的に注文を出し、既存の注文を即座に成立させます。簡単に言えば、ユーザーが待機中のMakerの注文に対して即座に執行される注文を出し、市場から流動性を取り去ります。これは能動的な取引となります。

指値注文(Taker)の出し方を例で説明しましょう:

ここでも、現物市場でのCET/USDT指値注文(Taker)の買い注文を例にします:

  1. CET/USDTの最新取引価格が0.075433 USDTで、現在の売り注文の最上位価格が0.075507 USDTだとします(図参照);
  2. [指値]と[常時有効]を選択します;
  3. [価格]と[数量]を設定します。価格は現在の売り注文最上位価格である0.075507 USDT、数量は99 CETとします;
  4. [予想執行額]を確認し、[CET購入]をクリックします;

注文が正常に送信されると、購入希望数量が現在の売り注文最上位の売り手の数量より少ないため、0.075507 USDTの価格で即座に執行されます。売りの指値注文(Taker)も同様の手順です。

まとめ

総じて、Maker/Takerの仕組みは、ユーザーに早期の指値注文を促すことで、暗号資産取引を活性化し、価格の安定性を保つことを目的としています。CoinExでは、VIPレベルが高いほど、MakerとTakerの手数料が低くなります。注目すべき点は、注文がMakerかTakerかは、注文時の状態ではなく、執行時の状態で決定されるということです。市場に十分な合致する注文がない場合はMakerとなりますが、注文確定・送信時に合致する注文が現れて即座に執行された場合は、MakerからTakerに変わることになります。

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